❖石井山 宝林寺

石井山 宝林寺いしいざん ほうりんじ について

  寺院名 | 石井山 宝林寺いしいざん ほうりんじ
  ご本尊 | 聖観世音菩薩
  住 所 | 岡山県総社市
         清音古地174
  電話番号| 0866-93-8632
  H P   | https://www.horinji.online/

宝林寺の歴史

 岡山県総社市清音の高梁川沿い、穏やかな集落の山裾に佇む石井山宝林寺は、白い塀と苔むした石段が歴史の重みを感じさせる寺院です。その開基については詳らかではありませんが、古記録によればかつては京都・仁和寺の末寺であり、一説には古地の城主・石井氏の菩提所としてのルーツを持つとされています。寺の歴史が明確になるのは、元和二年に祐誉法印が中興してからのことで、江戸時代を通じて阿弥陀堂や地蔵堂、観音堂を擁する堂々たる伽藍を整えていきました。特に天保年間には、高徳な恵琳僧都によって本堂が新築され、回廊が増築されるなど、山内に教えが満ち溢れるほどの隆盛を極めました。

しかし、明治五年の周辺火災により、精巧を極めた伽藍のすべてを焼失するという大きな試練に見舞われます。明治維新直後の混乱期も重なり、一時は住職が不在となるなど存続が危ぶまれる時期もありましたが、明治四十一年に木村実重僧都が住職となり、檀信徒の献身的な支援と浄財によって現在の姿へと再建を果たしました。昭和から現代にかけても代々の住職へ法燈が受け継がれ、中興から二十世、約三百八十年にわたり、この地の信仰と歴史を今日に伝えています。


宝林寺は高梁川を眼下に見下ろす山寺です。
700年ほど前この地にあった城の城主(石井氏)を弔うための菩提所だったといわれ「石井山」という山号がその名残をとどめています。
昔からの檀家の皆様との厚い信頼関係と素晴らしい景観が自慢の寺です。
急な坂を上り、やれやれ~着いたと振り返れば、ゆったりと蛇行する高梁川の景色が皆様をお迎えします。どうぞお参りください。